2012年04月10日

目石

  目石を拾ったので、手に目移りした。
  石を割ると中からギョロ眼がこっちを見ていたから、慌てて取り落したが、遅かった。瑪瑙の中の眼玉は俺の掌に乗り移り、好奇心を存分に満たすまで、離れない。
  三日は過ぎ、十日経っても目は俺の掌で見続けた。

 

超短編のパトロン 第0 1/2回 投稿作。落選。



posted by 不狼児 at 22:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 500文字の心臓 超短編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。