『ひかり町ブックガイド』到着。
第一印象は、ひかり町ってこんな田舎だったのか――
私のイメージでは浅草近辺の下町の小さな家が立て込む、入り組んだ路地の町。そこに田舎の駅前の閑散とした広場の静けさと、巡回遊園地の遠ざかる喧騒を加え、異界につながる社や公会堂の裏山、点在する緑地を配した、都会の真ん中に漂う浮島。
冊子を読んだ印象では埼玉あたりの郊外都市のようだ。埼玉に海はないが。
逆に言えば、海さえあれば狭山丘陵にもひかり町が現れるかもしれない。キューポラのある街が里山にタイムスリップして独自に超進化する感じ。
別紙、『ゆみに町ガイドブック』の著者であらせられる西崎さんの全作品コメントも素晴らしい贈り物です。
心臓の選評でこのくらい書ければねえ。無理なのはわかってるが。
的確で、簡潔。書き手にも読み手にも親切。凄い。
ありがとうございます。
○お知らせ
空虹さんがひかり町ブックガイド「暮れる朝」を公開されております。
ガイドに続けることも可ということなので、挑戦してみてはいかがでしょう。
当方は鋭意製作中。
もちろん私の公開2作のガイドにもご自由にどうぞ。
それなら個別のエントリーにアップし直した方がいいかな。
【関連する記事】
ひかり町ガイドブックを読んでいて、つい勢いで遊んでしまいました。お好みに合うかはわかりませんが、ご笑覧いただければ幸いです。
人見知りが邪魔をし、遅い事後報告になってしまいましたすみません……。
>オギさん
はじめまして。早速つなげていだだけるなんて、嬉しくて。コリトさんだったなんて、驚き!
ひかり町はカテゴリ作って、個別エントリをたてて、それからリンクしたいと思います。
冊子掲載分は公開してどうかな、とも考えるのですが、取っておく楽しみより、話を増殖させる楽しみが大きいような気も。
だって、もっとこんな話が読みたいんだもん!
ですがそれについてはまたあらためて。
ああ、ゆきほたる食べたい。
そう、発売されるまでは、なんのことやらという話になってしまうので、すこし悩んだのですが、逆らいがたく楽しかったです。
ほかの二本のガイドもとても好きなので、浮かんだらまたこっそりと。
それでは、また。