ひかり町ガイドブックは悔いが残るなー。
余裕がなかったから。応募作。推敲不足で、今になって直したい部分がいっぱい出てくる。書き換えて良くなるものではないとはいえ……ガイドはいいけど、物語は全然ダメだ。粗だらけ。
てことで、「ひかり町ガイドブック」を「遺伝記」のように大勢の作者で書いて行ったら面白そうだ。
誰かが書いたガイドブック部分に別の作者がものがたりを付ける。今度はそのものがたりの舞台や小物を利用してガイドをでっち上げる。矛盾を孕み、歪み、深まり、膨らんで、町は万華鏡のように刻々に姿を変える。
遺伝記がいまいち物足りなかったのはホラー小説という縛りのせいもあるだろう。怖い話に重点が行きすぎて、全体として見ると連動性が薄く、せいぜいが年代記的な繋がりで、そういう点では快感が乏しかった。繋げるにしろ、切るにしろ、超短編の方が自由度が高い。とはいえ、こういうものでは真っ先にフォーマットを壊しにかかる方なので、他人様にやってともやればとも言えないが。
そんな訳で超短編イベントに参加した人はツイッターでもブログでも報告をよろしく。お願いしますよ。
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