2007年10月29日

赤裸々

 ある王様の話である。
 先代の王は一羽のコウノトリを飼っていた。以来、今にいたるまで同じ個体が宮殿に放し飼いになっている。 コウノトリは毎年のように中庭にある四階建てほどの高さにそびえる石柱のてっぺんに巣をかけたが、卵も産まず、 つがいをつくることもなかった。
 早くに父を亡くして王位を継承した現王は、敬意こそ失わなかったものの、白磁のように白い大柄な鳥が、 風切羽の漆黒と嘴の真紅の類なき対照を見せながら、長く伸びた角質の脚で大理石の床を闊歩するさまに、漠然とした恐怖をおぼえた。
 ある夜、王は絶世の美女を夢に見た。
 薔薇の咲き乱れる庭園を歩む玲瓏たる貴婦人は、豪奢な綴れ織りの一枚布を羽織っているだけで素裸だった。肌は白磁のように白く、 風になびく髪は黒く、唇は赤く、眸は日の光を思わせる金色だった。前をはだけて差し伸べた女の腕は細く、指は長く、掌は冷たく、 仄かに夜の香りがした。
 翌朝、コウノトリは巣にこもり、十月十日を経て王の居室に布にくるまれた赤ん坊を運んだ。玉のような男の子だった。
「これで私に母のない理由がわかった。王家は代々、夢精生殖によって受け継がれるのだ。事実は世に隠れようもない。 夢の卵を見事に孵すコウノトリこそ、すべての王の偉大なる母である」

 

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posted by 不狼児 at 22:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 500文字の心臓 超短編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月27日

ダイエットサイト閉鎖問題で岡田斗司夫さんがブログで釈明

ダイエットサイト閉鎖問題で岡田斗司夫さんがブログで釈明

10月26日12時22分配信 産経新聞

 オタク評論家の岡田斗司夫さん(49)がダイエット支援ウェブサイト「いいめもダイエット」に著作権侵害と抗議、 同サイトがサービス停止となった問題で、岡田さんは26日までに、自身のブログで釈明した。岡田さんはブログで「いいめも〜」が 「レコーディング〜」を誤解させる構造になっていたことが抗議の理由だったとしている。
 岡田さんは食べたもののカロリーをすべて記録する新ダイエット法「レコーディング・ダイエット」を提唱、ブームとなっている。 「いいめも〜」は10月2日にスタートしたサイトで、携帯電話メールを使って食べたものすべてを記録できるサービスで人気を集めた。 サイト内で岡田さんの著書「いつまでもデブと思うなよ」の書名をあげ、「レコーディング〜」に利用できるとうたっていた。
 しかし、「いいめも〜」は岡田さんから「記録をしてダイエットに結びつけるという発想は、私の著作からスタートしています」 「著作権の侵害に当たる可能性が極めて高いと思います」などと指摘があったとして、17日にサービスを突然停止。ネット上では岡田さんに 「ダイエット法そのものは著作物にあたらない」などの批判が噴出していた。
 岡田さんは25日付けのブログで、「レコーディング〜」がメディアで取り上げられることに感謝の意を示しながらも、 著書で解説したダイエットに挫折しないための工夫が伝わっていないことへの懸念を示した。さらに「いいめも〜」についても、「 『レコーディング・ダイエット』というのは、カロリー制限することだ、と誤解させる構造になっていた」とし、「『岡田斗司夫』 『レコーディング・ダイエット』『いつまでもデブと思うなよ』といった言葉を使われると誤解される指摘、 お墨付きという誤ったイメージもつきかねない」と抗議の理由を説明した。
 岡田さんはブログで「TVや雑誌を見ただけで始めれば、間違うのは当たり前」と注意を呼びかけている。
(引用終)


 ひどい言い草だな。
 著作権横暴野郎な松本某や、ディズニー(原発停止で電力が足らないんならディズニーランドなんか閉鎖しちまえばいいのに)等々、 嫌なやつらを思い出す。

 デブは無神経だからデブるんだと言うのは俗説だと思っていたけど、あながちそうでもないらしい。 脂肪は落とせても神経は図太いままだったようで、恥知らずにもベストセラーを書いた自慢げな醜い面を曝すなんて、 まったくもってご愁傷様という他ない。

 偉そうに方法論を垂れる前に少しは文章のダイエットをした方がいい。というか脳みそに大量の垢がこびりついているようだから、 風呂に入って洗い落とさなけりゃだめだよ。

 ちなみにデブが嫌いなわけではない。 不味いものも美味しいといって大袈裟に騒ぎ立てるグルメリポーターのデブタレは賞味期限を書き換えた食品業者と同じ捏造屋なので大嫌いだけれども、 こいつだって不当に権力を行使しようとしなければ、いんちきダイエット本を売りまくったところで、とりあえず文句をつける筋合いはないのだ。

 あんまりむかついたので、ろくに読まないで書いてしまった。
 ただし詳しく検討するために、改めて読むつもりはない。長いし……この文章の長さはそれだけで軽蔑に値する。
 読むだけで脳に無駄な中性脂肪がたまりそうだ。下手をすればプリオンが増殖して痴呆症になってしまうかもしれない。 何と言ってもバカは伝染るのだ。

 読まずに非難されるような文章は、専ら読みたくもないような文章を書いた作者がその責を負うべきであって、 非難する方が悪いのではない。

 だいたい文章なんて読まずとも文字の配列で内容がわかる。
 かつて読まずに書いた読書感想文が一度もばれたことがない私の言う事を信じなさい。アーメン。
  勢いに任せてこんな文章をアップして、大丈夫なんだろうか?
しかしまあ、もし間違っているといけないから、

以下の文章は「ノーカットで」という条件で引用・転載自由とします。

 とあったので≪岡田さんの釈明文全文≫を引用しておきます。
「読まずに書評を書く方法」(普通は後から読んで確かめる)を実践して、どの程度正鵠を射るものなのか、さてお楽しみ。 お暇な人はお確かめください。
 しかし長いな。

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posted by 不狼児 at 22:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月20日

DNAらせん構造の著名生物学者、「黒人は遺伝子的に劣る」と発言

DNAらせん構造の著名生物学者、 「黒人は遺伝子的に劣る」と発言

2007年10月19日

DNAの二重らせんモデルの提唱者の1人であり、1962年にはノーベル賞も受賞したJames Watson(ジェームズ・ ワトソン)氏が、英『Times (of London)』紙日曜版『Sunday Times』のインタビューで問題発言を行なった。

Watson氏は、「アフリカの可能性について根本的に悲観的だ」、というのも、「われわれの社会政策は、 彼らの知能がわれわれと同じだということに基づいている――だが、実験結果はすべて、それを肯定していない」からだと述べている。

このインタビューは、新刊"Avoid Boring People: Lessons from a Life in Science" の宣伝のために英国を訪れていた最中に行なわれたものだが、この新刊のなかでも、Watson氏は次のように書いている。

「進化において地理的に隔離されていた人々の知的能力が、 (隔離されなかった場合と)同じように発達したはずだと考えられる確固たる理由はない。 同等な理性を人類にとって普遍的な遺産としたいと思う気持ちだけでは、それを実現するには不十分だろう」

Watson氏に関しては、二重らせん構造の発見の元になった女性科学者Rosalind Franklin[DNAのX線写真を撮影した科学者。関連邦訳書に『ダークレディと呼ばれて――二重らせん発見とロザリンド・ フランクリンの真実 』(出版:化学同人)がある]の業績が正当に評価されていないとされることや、今までにも問題発言( 「ホモセクシュアルであることが遺伝子からわかれば堕胎が認められるべきだ」「黒人はより高いリビドーを持つ」 など)を繰り返してきたことが指摘されている。

[この記事は、ワイアード・ブログ『Wired Science』の、関連する複数記事の内容を統合しています。]

[日本語版:ガリレオ-天野美保/合原弘子]

 

 黒人が白人よりも運動能力が優れているからといって、チンパンジーやライオンと比べたら誤差みたいなものだし、 たかが人間の知性ごときで優劣を競っても意味はない。
 他人の発見を盗んでノーベル賞を獲る程度の悪知恵を持たないだけの話だ。
 黄色人種は道徳能力に欠けるとか、あるいは白人は知性はあっても正しいことをする意志を持たないとか、人種や民族、国家、 宗教の枠組みでものを考えてばかりいると、そんなことを言い出すのが落ちだ。

 彼らのやり方で考えてみよう。

 職業、才能の枠組みで考えれば、文系理系を問わず、大学教授や博士になるような人間は特殊能力を持った劣等人種なのであって、 よりバランスの取れた(特別な能力がなく、したがって人格の統一性を失っていない)一般人の奴隷として、 せいぜい役立てたやるのが筋というもので、尊敬したり、信じたりしてはいけない。

 自分の考えに誤りが含まれていることを前提としないで思考を展開するのはとても危険だ。

 

posted by 不狼児 at 22:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする