きょうBrutusは、勝負したの?
Brutusが岩波書店が引用されたみたい…*このエントリは、B l o g P e t(ブログペット)の「Brutus」が書きました。
*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「Brutus」が書きました。
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Brutusが岩波書店が引用されたみたい…*このエントリは、B l o g P e t(ブログペット)の「Brutus」が書きました。
「へもへも日記」でやっていた
「てのひら怪談」全篇レビューが完結した。
全百篇!
恐れ入りました。
一篇一篇に加えられた的確で、繊細な評言を読んでいると、またそれぞれの作品を読み返したくなるから不思議だ。
トラックが無理やり車庫に入ろうとする。シャッターを閉めて抵抗すると、運転手が下りてきてナイフを突きつけ、 シャッターを開けろと脅す。Uターンしたいのだと言う。結局無理だった。この先の道路を使えばできると教えてやると、「そうする」 と納得したが、僕はバットを持っていて、「人にナイフを向けておいて、無事に帰れると思うなよ」と男の手首を砕いてしまう。
多分……鼻の中に押し入ろうとするスギ花粉の語り換え。実際は花粉を撃退することなんかできないので、
余程フラストレーションが溜まっているらしい。眠っていても、顔が二倍くらいに膨れてしまった感じが抜けない。体中が痛い。
片やただの演歌歌手。片や月光仮面とレインボーマン(YouTubeで見られる死ね死ね団の歌は凄い! 素晴らしい)の原作者。 月光仮面がなければ仮面ライダーはありえなかっただろう。勝負はついている、と思うのだが、世間一般ではそうでもないらしい。
通りすがりにテレビでやっているのを見ただけなので、詳しいことは知らないが、瞬時に凍らせて虫を殺すスプレーらしい。
殺虫成分を含まないので安心だとか。
これは欲しい。普通の殺虫スプレーでは害虫が死ぬ前に自分が参ってしまう。
それにあの甘ったるい臭いが鼻について気持ちが悪いので使えない。
もちろんゴキブリやハエも死ぬが、薬事法の性で表示できないとか。
これなら使える。
こんなに症状がひどいのは久々だ。何年ぶりだろう? 今年は飛散量が少ないという話なのに……
枕元を明りが横切るので目が覚めてしまう。二人連れの男がラジオをガンガン鳴らしながら、行ったり来たり、何度も通り過ぎる。布団の中から睨みつけると、人相の悪い中年の男の方が「だったら、何で開けておくんだ」と口答えするので、部屋のドアを外して横にして枕元をふさぐ。これなら通れないだろう。柱にも油を塗れば、滑って下に(どうも部屋は相当高い場所にあるらしい)落ちてしまうだろう、と考えて眠りに落ちながらほくそえむ。
その時、車の走行する音(ダンプかRVのような重量級の響き)が聞えた。
「朝青龍八百長相撲」の記事を書いた武田某と言うフリーライターはテレビの取材に答えて「横綱は取り組み直前までラグビーの試合に熱中している。もっとまじめに相撲に取り組んで欲しい」などとほざいていたが、直前までリラックスしているのがなぜ悪い? 土俵上での集中力を見れば、直前までリラックスしていられることが強さの理由だと考えた方が自然ではなかろうか。
このような貧弱な観点から取材されたら、どんな事実であろうと、はいそうですかと素直に信用するわけにはいかない。
Brutusよ、気をつけろ。人間は無意識にも事実を捏造するし、悪意ある嘘もつく。
港ではストライキの間に起重機の天辺にハヤブサが巣を作っていた。
本日。営業再開。
A定食 百二十八食。
B定食 二百八十食。
以上。まあこんなものだろう。初日でもあるし。
港湾労働者の皆さま方。ご来店お待ち申し上げております。
シャッターを閉じて、歩いていると霧の中で迷ってしまう。
「おーい」
声がした。
仲間の声だと思うが、十数分前に自分が上げた呼び声のような気がしなくもない。声には澱んだ水で漉したような反響が纏わりついでいる。
ナイフを取り出して、分厚い夜の表面を削り取る。
「味見してみて」
死んだ妻の声が聞こえる。
「どーお?」
「うーん」
今晩の素材は漸進性のブルーグレーか。やや渋い。
『豚の餌には感覚麻痺剤が投入される。満腹感を得られず、より肥え太るようにするためである』とアリストテレスは言ったが、かつては港湾労働者にも否認薬が配られていた。一種の命令忌避剤で、とりあえず命令には逆らってみるものの、結局は肯定するように反応する。意識とは裏腹に行動を制御するのだ。食品素材にも混ぜられていたという。
日の出食堂で港湾労働者が食べる料理には、今は夜の欠片が入っている。
明日の午後には船荷が着く。
ハヤブサの巣はどうするのだろう?
BlogPetを導入しました。
ゆくゆくはこいつに更新させて自分はサボろうと言う腹づもり。それにはまず、言葉を覚えさせねば。
名前はブルータス。もちろん、こいつが超短編を書いた時に、
「ブルータス、おまえもか!」
と言うためだ。
猫にはやっぱり裏切り者の名がふさわしい。
どうせなら〈史上最小のクトゥルー神話賞〉に投稿できるようなのを。お願い、Brutus! ジャンル的な拘束が強いものは苦手なんで。
ブルータスの教育という目的を持てば、そっちの方向へ向けて更新意欲も湧くだろう。
「てのひら怪談」の見本が届いた。
栞紐が付いている!
加門 七海編 / 福澤 徹三編 / 東 雅夫編
ポプラ社 (2007.2)
どうです? 旦那。この手の本でハードカバー。その上に栞紐なんて、なかなか稀少ですぜ。ひとつお買いあげ頂くってのは?
何、もったいないですと?
なるほど。短さは贅沢だ! こんな短い話の中に惜しげもなくアイディアをつぎ込んで、さっさと語りを切り上げる。こんな贅沢なことはありません。最初から読んでもいいし、好きなページを開いて読んでもいい。品ぞろえも豊富です。
細密な具象画から抽象画ま、ショッカーからビザールまで、アトモスフィアも欠けてはいない。
この本は頭も尻尾もない、もとい「すべてがお互いに頭であると同時に尻尾でもある」(ボードレール)の蛇なのです。
一匹で、無数の、生きた本。
栞紐はこの本が蛇である徴です。
ある夜、枕元に置いた本からそっと柔らかな触手が伸びてきてあなたを優しい悪夢の中へと引き込むでしょう。
もう二度と、この世に帰る気にはなりますまい。
……むー。俺には向いてないわ。宣伝て。